2011年8月21日
Freedom外伝in宮崎“楽園音楽祭”より
宮崎から全国へありがとう!そして東北にエールを届けます
宮崎県は、2010年に発生した口蹄疫の感染により甚大な被害を受けました。そして『がんばろう!宮崎』でスタートした2011年「高病原性鳥インフルエンザの発生」、「新燃岳の噴火」と、立て続けの一連の災害の中、全国の皆様から温かいご支援をいただき、宮崎は再生・復興に向けて多大な勇気と元気をいただきました。
その一環として「愛と自由」のメッセージを深く発信し続ける、MINMI・RED SPIDER・湘南乃風が主体となって淡路島(兵庫県)にて開催している伝説の野外イベント”Freedom”が2011年夏、九州から東北に向けて元気と笑顔を発信したい!そして宮崎への熱い応援メッセージを受けてこの宮崎の地で開催が実現しようとしていた。
そう、それは2011年3月初頭の事。
そんな中、3月11日大災害をもたらした『東日本大震災』
その被害の大きさは、計り知れないものとなり多くの人々の心を痛め、このイベントも一時保留となっていましたが、九州各県、そして全国各地より宮崎に集結して日本を盛り上げていただきたいと『Freedom外伝in宮崎』開催が2011年8月21日決定し、大成功で終了しました。
まだ復興中で頑張っている宮崎県ですが、宮崎県の音楽文化を支える企業として、また今回のイベントの主催者として、さらに東日本大震災で大きな被害に遭われた東北の方々に、Freedom外伝in宮崎の収益の中から宮崎の物産等を購入し(約10000点)、東北の皆さんにエールをお送りしたい!という気持ちで、宮崎の物産をお届けして喜んで頂ければと考えました。
・支援物資配布会場
2011年11月13日(日)宮城県名取市
ゆりあげ港朝市 臨時特設会場(イオンモール名取エアリ内西側駐車場)
東日本大震災にて壊滅的被害を受けた「ゆりあげ港朝市」は本来行われる場所のほとんどが津波で流され、跡形もなくなり瓦礫の山と化しました。
朝市の出店者の方々は、みな自分の店、水産加工工場などを持ち、町を活気づけるために開催するイベントでした。
しかし現在は出店者の方々の店舗のほとんどが販売できる店を失っているので、この朝市で生活を支えなければなりません。
朝市理事長を中心に閖上(ゆりあげ)復興の為「まずは俺らが元気になって復興するしかない」と震災後2週間という早さで場所を変え復活した「ゆりあげ港朝市」は上記会場にて毎週日曜日午前6時~10時に開催されています。
■11月13日当日 配布スタッフ
震災直後から被災地の為に様々なアクションを起こし、復旧、復興、そして更なる発展を見据えた独自の支援活動を継続して行っている『LOVE FOR NIPPON』
MINMIさん・若旦那・Candle JUNEさん・Freedom CREW・LOVE FOR NIPPON CREW
ゆりあげ港朝市スタッフ
㈱GAKUONユニティ・フェイス 加来 聖子・段 貴之
宮崎代表アーティスト TASHA gee
以上のメンバーにてLOVE FOR NIPPON特設テントにて当日の朝7:00より配布開始。
■宮崎からの物産品 総計9200点
(宮崎牛あぶり焼き・宮崎鶏もも焼き・日向豚乾燥肉・宮崎の焼酎・宮崎田野の漬物・日向夏ドリンク)
・宮崎牛あぶり焼き・宮崎鶏もも焼き・日向豚乾燥肉・宮崎の焼酎
・田野の漬物(9種) ・日向夏ドリンク
・宮崎から宮城へのありがとう、そしてエールのバトン
東北の方々を応援したい。その気持ちを込め、これらの宮崎県の物資を、1つ1つ手渡しで渡して来ました。
■配布の様子
「宮崎からわざわざありがとう」「宮崎は今どうなの?」「宮崎も大変な時によく来てくれたね」
「知事が変わってどうなの?」「皆が元気でいられるのは、こうやって応援してくれる人たちがいるから」
ご来場いただいた方々にたくさんの「ありがとう」とたくさんの「笑顔」をいただきました。
私たちが思ってる以上に皆様の絆は強く、エールを届けに行った私たちが元気をもらいました。
2010年~2011年にかけての宮崎での災害。その時に宮崎は全国の方々より応援をして頂きました。そしてそのバトンを今ここでエールと共に送りました。
■MINMIさん、若旦那、Candle JUNEさん自ら宮崎県産品やLOVE FOR NIPPONからの物資の配布活動を行ってくれました。
■ライブの様子
震災から約2ヶ月後の2011年5月4日、LOVE FOR NIPPON CREWは全国から託された支援物資を手にこの「ゆりあげ港朝市」の地にてチャリティライブを敢行。
そしてそれから約半年、LOVE FOR NIPPON CREWは再び「ゆりあげ港朝市」に降り立ち、東北の方々に元気を届けるべく
2011年11月13日宮崎からのバトンと共に物資の配布・チャリティライブを行いました。
・Candle JUNEさん
あの壮絶な震災から約半年、震災直後よりアーティストや著名人による有志を集め、今でも細かく被災地に行っては物資を届け、炊き出しを行い、地元の方々からの生の声を聞き続けてきたCandle JUNEさん。
LOVE FOR NIPPONを立ち上げた経緯、そして今回ゆりあげを訪れた経緯。
「みんなは繋がっている。僕らはその橋渡しの存在になりたい。」
その気持ちで動いているのだと。
・TASHA gee
配布に駆け付けた宮崎を代表してのアーティストTASHA geeもオープニングに一曲歌わせて頂く事に。
彼女は宮崎県西都市出身で口蹄疫の被害にて実家の牧場の牛およそ約3000頭の殺処分という悲しみを乗り越え、エールを送る歌「WILL」を力強く披露しました。
「歌で元気を届ける」それが地元宮崎の口蹄疫被害の際に全国の方々から頂いた支援やエールに対する彼女なりの恩返しである。
・若旦那
震災後に開催を中止する予定だったFreedom外伝in宮崎を行った経緯を若旦那は
「震災によって苦しんだ方々がいる中、宮崎の地でFreedom外伝を行うべきなのか?何度も自分たちに問いかけた。それでも宮崎県も苦しみ、悲しい思いをした。俺たちが出来る事はメッセージを届けることで元気になってもらう事。宮崎にも宮城にも元気になってもらいたい!そして宮崎から宮城に気持ちを届けに来た」
被災地の方々の温かい拍手の中、「青空」や「何かひとつ」等の曲と共に気持ちとメッセージを届けました。
・MINMIさん
「ただいま!」
の声と共にMINMIさんのステージもスタート。宮崎から宮城へのありがとうのバトンを繋ぐ発起人となったMINMIさんは来場した方々1人1人の顔を見ながら自身の歌によるメッセージを届けました。
「この曲を歌う事で、はじめは皆さんに嫌な思いをさせた事もあります、10年後になるかもしれないし、20年後になるかもしれないけど、より地元に愛情を持ってもらいたい」との心を込め、童謡の「ふるさと」を披露しました。
そして、2011年5月にも歌った「上を向いて歩こう~閖上バージョン~」を皆さんと一緒に歌い、会場には感動と心温まる温かい空気に包まれ、拍手と歓声と共に無事にバトンを繋ぎました。
2011年10月13日以外に届けた支援物資詳細
10月16日 MONKEY MAJIKさんが中心となり仙台で開催するチャリティ音楽イベント『SEND愛』という素晴らしいイベントを立ち上げた出演者・スタッフの皆様に敬意を称し、宮崎の物産をお届けしました。
また10月からスタートしたMINMIさんの全国ライブハウスツアー「向日葵」会場の福島(11/6)仙台(11/8)岩手(11/11)盛岡(11/12)にて配布。
■宮崎牛あぶり焼き / 宮崎の焼酎 / 宮崎鶏のささみくんせい 400点